FP1級実技試験当日の流れについて、書き記しておきます。

 

これから受験される方は、もしかすると参考になることがあるかもしれませんので、お時間があるようでしたらご一読ください。

 

 

私の実技試験受験日は、2016年6月5日(日)の午前でした。

 

試験会場は、東京都千代田区丸の内の東京国際フォーラム。

 

集合時間は、10:05。

 

「なんで10時ジャストじゃなくて、10:05なんだろう?」と疑問に思いましたが、その謎は未だに謎のままです。

 

ちなみに私は9:20には会場である東京国際フォーラムの入り口に到着しました。

 

ちょうど自動販売機が目についたので、そこでペットボトルのお茶を購入し、そのまま建物の中へ進み、受付のあるフロアへ直行。

 

なお、面接待機室では、飲み物を飲むことは許可されていますので、ペットボトルなどの飲み物を持っていくことをお薦めします。

 

何しろ面接試験ですから、特に緊張しがちな方の場合、喉が渇くということも十分考えられるでしょうからね。

 

リラックスするためにも、飲み物はあった方がいいでしょう。

 

 

建物内に入り、受付にて受験票と写真付き身分証明書(私の場合は免許証)を提示すると、受験票の写真がついた部分は回収され、面接待機室と番号が書かれた紙を渡されたので、指定された面接待機室へと向かいました。

 

私が指定された待機室に入ると、誰もいない…つまり、私が一番乗りでした。

 

待機室の正面には黒板があり、受付で受け取った番号に従って着席するよう指示が書かれておりました。

 

私は一番前の席が指定されておりました。

 

とりあえず着席し、テキストを取り出して机の上において…まずはトイレに行きました。

 

トイレから戻ると、待機室には他の受験生も到着し始めておりました。

 

テキストを取り出して、試験直前に読み返すと昨夜から決めていたページを開き、記憶を確認。

 

しばらくすると、試験の監督官らしきスーツを着た50歳前後の女性が部屋に現れ、10:05になると同時に、試験の説明を始めました。

 

監督官の説明によると、試験は次のような手順で進められるとのことでした。

 

①まず、部屋の前に座っている人から順番に呼び出しがあり、呼び出された受験生は部屋の一番後ろの席に移動し、そこで試験問題を渡される。

 

②そこで15分間の時間が与えられるので、問題文を読んで面接の準備をする。

 

③そして15分経過したら、問題文を持って面接室移動し、約12分間の面接試験を受ける。

 

④面接試験が終わったら、再度同じ待機室に戻り、試験問題を監督官に返却し、次の試験の呼び出しがあるまで待つ。

 

⑤次の試験も、1回目と同様の流れで進行する。

 

 

ここでちょっと解説しておきますが…。

 

待機室は、受験生着席用に横2列、縦5列に机が並べられており、それぞれに受験生が座っております。(つまり、私の部屋には10名の受験生がおりました。)

 

私が座っていた列を仮にA列とし、隣の列をB列とします。

 

私は一番前に座っていたので最初に呼び出しを受けて、部屋の一番後ろに用意されている別の机に移動することになるのですが、その時、同時にB列の受験生も呼び出され、やはり一番後ろに用意されている別の机に移動します。

 

ただし、この際に私はPARTⅠの試験問題を渡されますが、B列の受験生はPARTⅡの試験問題を渡されることとなっています。

 

そして、A列およびB列の受験生全員が1回目の面接試験を受験し終えたら、次はA列がPARTⅡの試験、B列がPARTⅠの試験を受けるという流れとなります。

 

 

 

私はA列に座っていたので、PARTⅠから受験することとなりました。

 

呼び出しを受け、部屋の後ろの席へ移動し、問題文を読んでポイントを整理し、必要なメモを問題用紙に書き込みます。

 

この時私は、問題文を読みながら、蛍光ペンでポイントとなる箇所をマークしていきました。

 

問題文に書き込みをすることはもちろん、色付けすることも認められております。

 

15分経過した時点で、面接官から指示が出されますので、問題文を持って直ちに面接の部屋へと移動します。

 

待機室を出ると、別のスタッフの女性がおり、面接の部屋の入り口まで案内してくれました。

 

面接室のドアをノックし、中へ入ります。

 

面接室の中で起きたことは、面接・再現ドキュメントをご覧ください。

 

 

面接試験が終了したら、待機室へ戻り、試験問題を監督官に返却します。

 

そして、PARTⅡの復習を行いながら、再度順番が来るのを待ちました。

 

 

11:30になったら、再度私の番号が呼ばれ、二度目の試験の開始です。

 

1回目と同様に、部屋の一番後ろの机に移動し、PARTⅡの試験問題を渡されます。

 

その後の流れは、1回目と全く同様でした。

 

2回目の面接が終了し、待機部屋に戻りましたが…すべての試験が終了した私は、もうやることがありません。

 

試験が終わったんだから帰ってもいいじゃん!と思ったのですが、帰ることは認められておりません。

 

午後にも同じ試験問題を用いた面接試験が行われるため、問題の漏えいを少しでも防ぐ意図があるのでしょうかね?

 

とにかく私は、何もやることがないので、ひたすらボ~っと過ごしておりました。

 

私が2度目の面接を終えて待機部屋に戻ったのが、確か12時前。

 

すべての受験生の面接試験が終わるのが13:00の予定ですから、1時間以上もぼんやりと過ごすこととなってしまいました。

 

電子機器の使用は禁じられておりますので、スマホをいじるわけにもいかず、とても長く感じられる時間でした。

 

セコイことを言うようですが…待機部屋で一番前の席に座るのは、明らかに損だなと思いました。

 

だって、一番前=一番最初に呼び出されるわけですから、会場に着いてから復習する時間が少ないわけですよね。

 

一方で、帰りは、何もすることなく、ひたすらぼんやりと1時間以上も待たなければならないわけで…。

 

ま、そうは言っても、一番前の席を回避する方法がわからないので、どうしようもないんですけどね。。。

 

 

あ、それと、その他気が付いた点をお知らせしておきますね。

 

 

受験生年齢層ですが、思ったよりも年齢層はバラつきがありました。

 

私はてっきり、20代~30代が圧倒的かと思っていたのですが、決してそんなことはなかったですね。

 

明らかに20代の方もいましたが、30代、40代、50代くらいの方々まで、適度なバラつき具合だったような印象を受けました。

 

他の年齢層と比べるとやはり少数ではありましたが、明らかに60代以上の方もいらっしゃいましたよ。

 

 

それと、服装について。

 

皆さん、スーツを着用されていました。

 

私ももちろん、スーツで行きました。

 

ただ、6月でしたので、私はネクタイはして行きませんでしたけど。

 

私と同様にノーネクタイの方も数名いらっしゃいましたが、それでも多くの方はネクタイ着用でしたけどね。

 

面接官がネクタイをしていたかどうかは…すみません、記憶にありません。

 

ただ、いくらなんでも、6月のクールビズの季節にノーネクタイだからと言う理由で落とされることはないと思いますけどね。

 

実際、私もこうして合格しているわけですし。

 

 

あと、試験は13時に終了しますので、昼食を用意する必要はありません。

 

 

と、まぁ、実技試験当日の流れは、こんな感じでございました。

 

 

ちなみに、同じ日の午後の試験は、13:35集合となっておりました。

 

余計な心配なのですが、試験の監督官の方々のお昼休みは30分間しかないんだなぁ…試験中はトイレにも行けないのに、お昼休みも短くて気の毒だなぁ…と思ってしまいました。

 

 

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